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2017-09-24

40代女性 肩が辛くて子供を抱えられない

症状

デスクワークなので、もともと肩こりは感じていたが、二人目の子供が生まれてから子育てが忙しく運動する時間も無くなり肩こりが悪化。何もしていなくても肩や首が辛い。また、最近は倦怠感もあり疲れがなかなか取れない。自転車の乗せ降ろしなどが特に辛い。運動は近所のサークルによるヨガに参加したが、身体が硬くて思うようなポーズが取れない。肩こりが一番辛いが、全身的なケアをしてもらいたくて来院した。

検査

問診時の座っている姿勢が背中が丸まり、頭は前へシフトしており座っているだけで辛そうな体勢でした。上部僧帽筋や肩甲挙筋など肩を挙上させる筋肉の過緊張があるため、なかなか本人意識しても肩のリラックスができない。仰向けでは肩甲骨をベットにつけることが難しく肩が上がって見える。大胸筋は過緊張しており、付着部に圧痛、外転+伸展と内旋の動きに制限がある。また、猫背に見える胸椎は伸展の動きが少なく、体幹の伸展は腰部でしかできていない。

施術

無意識でも肩に力が入ってしまう状態だったため、側臥位で肩をリラックスする意識をしてもらいながら肩甲上腕関節(肩)の動きをつけた。肩の動きと連動して肩甲骨と胸椎の動きを感じてもらい、本人に動きを意識させながら行うと、大胸筋はストレッチされ肩が正しい位置へと戻り胸が広がったと実感する。頚部は後頭下筋のストレッチを行い、上部頸椎の動きが悪い部分を矯正した。胸椎(背中)の伸展の動きを出すため、四つ這いでのストレッチを指導。日常生活では動かさない背中反らす動きを腰ではなく胸椎を使い行う。また、弱った背筋のトレーニングを行い、背中の意識をさせた。

結果

この患者さんの場合は、デスクワークでもともとあった肩こりが、子育てにより抱っこなどの過度の肩への負担が増して、時間と共に不良姿勢と肩の痛みや全身的な疲れを発症させたのでしょう。

頭部が前方にシフトした姿勢により、肩を挙上する筋肉は過緊張となり、逆に背中を使う感覚はなくなっており、丸まった背中が当たり前になっていました。背中を意識的に使わせると肩が楽になったと自覚し、全体的な脊柱の動きが増したことで、姿勢を正しやすくなりました。後頭骨と頸椎を繋ぐ筋肉は、圧痛が強く上部頸椎の矯正を行うと圧痛は軽減して、また姿勢を正した時に顎を引けるようになったので、初回の施術でかなりの変化を感じられたようです。

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