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2017-07-15

30代 建設業 男性 左臀部のしびれを伴う腰痛

症状

力仕事で重いものを持つことが多く、3年くらい前に腰痛を発症。反ったり左に捻ると痛みが出る。当初は腰の中央が痛かったが徐々に痛みが左側にずれてきている。整形外科にて脊柱管が狭くなっていると言われた。腰の牽引で少し痛みが軽減したが、改善はしていない。2~3週間前から左臀部と太もも外側にしびれがある。坐骨神経痛なのかと思いカイロプラクティックを受診した。

検査

日頃の座位は、骨盤を立てることが難しく骨盤後傾にして背中を丸めた姿勢である。立位は伸展で痛み。左側屈の可動制限あり。左仙腸関節と右仙骨下部の圧痛がある。第4腰椎の回旋制限と圧痛。仰向けでの左下肢挙上50°(SLR)で痛み誘発。左梨状筋・腸腰筋の緊張が強く、股関節の屈曲・内外旋にてつまり感が強い。

施術

過緊張の梨状筋と殿筋を緩めてハムストリングはストレッチを行った。仙腸関節と下部腰椎を矯正。腰仙部の動きを付けた。この時点で、立位伸展時の痛み消失。

左股関節のつまり感を取るために、股関節前面の腸腰筋をストレッチして時間かけて緩めた。また、股関節の滑りも悪かったので動きを付けた。左股関節の屈曲・内外旋にてつまり感消失した。骨盤の前傾・後傾のエクササイズ、腰部が安定した状態での体幹トレーニング、腸腰筋や殿筋のストレッチを指導した。

結果

この方の場合は、坐骨神経痛を伴う下部腰椎と仙腸関節の歪みによる痛みでした。3年前からの痛みは、我慢したことで痛みの場所や負担かかる広がり、最初は下部腰椎を痛めたのが、しだいに仙腸関節のズレを伴って梨状筋に負担をかけてしびれを招いたと思われる。腰の痛みがあり、下肢のしびれが出た時に椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの可能性もあるが、この方の場合は仙腸関節の矯正と梨状筋を緩めることでしびれが消失しているので、坐骨神経痛の可能性が高い。腰椎の可動性が少なくなった中で日常的に力仕事をして腰仙部に歪みを作り、梨状筋に負担をかけたことが原因である。

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